主にファシリやシステムコーチ、講師やパーソナルコーチが私の生業。いわゆる人材育成と組織開発が専門分野。
よく、どんなトレーニングをされて、今の状況になったのかと聞かれることがある。色んな学びと様々な現場体験が折り重なっているので、これってものを言いづらい。
とはいえ、欠かせなかった体験や学びはあるので何度かに分けて紹介しようと思う。
Tグループが飛躍のきっかけに
まず、今の私のファシリテーターや研修講師やパーソナルコーチやシステムコーチとしてのあり方や力を飛躍的に向上させてくれたのがTグループだった。
これを体験する以前も、かなり色んな勉強をしたり、数多くの現場を踏んだりもした。
が、Tグループ体験、いわゆる非構成のグループプロセスの体験をして、これまで自分が色んな場づくりの工夫をしてきたのは何だったんだろう?と根本から見直す事になるくらいの衝撃を私は受けた。
Tグループが、いわゆる組織開発の起源のひとつであった事だったり、組織開発ファシリを育成している米国NTLの必須講座になっている事を知ったのは受講した後のこと。
氷山モデルの下っかわ
純粋な受講者としての体験をしてからは、研修やワークショップの場の表面的なところ(氷山モデルでいうコンテント)で何がおきていても、簡単に動じる事なくなった。
“どんな状況であれそこの見えない部分(氷山モデルでいうプロセス)では、そこにいる人やその関係性に関して色んな事が必ず起きている。それをちゃんと観察し、そこに落ち着いて関わればいいだけ。”
そんな事を、頭の理解ではなく、身体の感覚で感じられるようになったきっかけはTグループという非構成の体験。
この感覚を土台にする事で、企業研修での受講者への関わり方や、システムコーチングでの在り方がかなり変化し、結果としてその成果の質も随分と上った。
Tグループのトレーナー(ファシリテーター)に
そんな自分にとっての大きな転機となるTグループにちゃんと関わりたいと思い、トレーニングを受けたのち、昨年からTグループのファシリテーターを担当させていただける事になった。
そのTグループを開催。幸い私が担当する次回開催分は、まだ参加の余裕がある。
主催側の人間としてというよりも、参加経験者として、対人支援職や対組織支援職、また、組織内でリーダーの役割を担っている方には是非一度体験して頂きたいと強く思ってます!
(本当は、システムコーチングや、コーアクティブリーダーシップのコースもめちゃめちゃ勧めたいのですが、あまりいっぺんに言うとあれなんで、、、(^_^;))
もし良かったらこの機会に(^^)